スキダカラo(STAR作) 好きだから触れたぃo 好きだから傍に居たいo 好きだから傍に居て欲しいo 私以外見ないで・・・o こんな風に考えるのって、駄目なのかなぁ? ―スキダカラo― 「信彰君。私って、欲張りなのヵな?」 「何故俺にきく。」 「・・・御免なさぃ。」 沈黙。しばらく沈黙が続き、その沈黙をやぶったのは 信彰だった。 「お前は自分を欲張りだと思うのか?」 「・・・ぅん。」 「どぅしてそぅ思う?」 「だって、好きな人に触れてぃたぃ、 傍に居たい、傍に居て欲しい、私以外は見て欲しくない って思っちゃうヵら・・・。」 信彰がフッと笑い、言った。 「その好きな奴って、俺か?」 とたんに、真澄の顔は桜色に染まっていく。 「なっ!ち、違うもんっ!!」 「違うのか?それにしては、どもってるぞ。」 ニヤッっと笑い、真澄を抱き寄せた。 「そんなもん、欲張りでもなんでもねぇ。 好きな奴の事をそぅ思うのは当たり前だ。」 そして、触れるだけのキスをした。 「―――――っ!!?!?」 「俺はお前が好きだ。」 「ぇっ!?信彰君が私を好き!!?」 「あぁ。お前が例え俺を嫌ってよぅが、お前は俺のモノだ。」 耳元で甘く囁いた。 もちろん、真澄の返事は決まっていた。 「私も、信彰君が好きだよっ・・・!!」 それを見た信彰は、再び、マスミにキスを落とした。 次は触れるだけのキスではなく、甘い甘い溶けてしまう様なキス・・・。 そして二人は輝く太陽に誓った。 『これからは二人で歩んでいきます』 ・・・と。