デビルメディスン・悪魔の呪い ここはスマデラ会場のスマッシュトーナメント場・・・・・・ そこでは1年に一回行われる。 だがリンクが出場していたトーナメント場で悪夢は起こった・・・ 〜トーナメント決勝戦〜 リンク 「はあっ!!てやあっ!!!」 マリオ 「よっ!ほほーっ!」 トーナメント場のステージではリンクとマリオによる一騎打ちが行われていた。 現在お互いのストックは1。ダメージ%は100とお互いにかなりピンチ。どちらかが強力な一撃を加えればそれで終わりだ。 そのころ・・・・・・これを上空で眺めている者がいた・・・・ ??? 「ターゲット確認・・・・・ふふふ・・・・・」 〜会場〜 リンク 「これで止めです!スマッシュ切り!」 ザグッ!!! マリオ 「ぎゃああああああ!!」 ガッシャーン! そしてその瞬間・・・・・!!! ガッシャーン!!! 突然黒い雷がリンクの頭上に直撃! リンク 「ぐわっ!!!」 そしてリンクは倒れた・・・・・・ だが適正な処置のおかげでリンクは一命を取り留めた。だが・・・ 〜リンクの夢の中〜 リンク (う・・・・・・なんだ・・・・?) 「リンクよ・・・・・・・その偽善を解き放ち・・・・・・破壊の使徒となるがいい・・・・・」 リンク (貴様は・・・・誰だ?) 「それを知る必要はない・・・・・・いずれもう一度会うことになるからな・・・・」 リンク (な・・・・・!?どういうことだ・・・・・!?) 「ふふふ・・・・・・・・」 〜病室〜 リンク 「うわあ〜っ!!!」 リンクはあまりの悪夢に飛び起きた。 リンク 「ゆ・・・・・夢か・・・・・・」 だがそれは夢ではなかった・・・・・ ガチャ そこにカービィが現れた。 カービィ 「リンくーん、おっはよー!って・・・・・・・ぷぎゃああああああああ!!!!」 カービィは突然、錯乱状態になった。 リンク 「ど、どうしたんですかカービィさん!?」 カービィ 「ど、どうしたってリン君!!!自分の姿を見てみなよ!」 カービィはとっさに手鏡を出した。 リンク 「・・・・・・・?何にも変わってませんけど・・・・・」 しかしリンクの顔に変化はなかったためリンクは驚かなかった。 カービィ 「あ、ああ!!間違えた!ミラー!」 カービィは今度は巨大な鏡を出した。 リンク 「わ・・・・わ・・・わ・・・・そんな・・・!!!」 ようやくリンクも気付いたようだ。リンクの背中から巨大な黒き翼が生えていたのだ・・・・・。 リンク うわあああああ!!!(錯乱) ガッシャーン!!!! リンクはそのまま窓を割って出てってしまった! カービィ あ・・・・・・・ちょっとリン君!!!! この呪いが序の口だということを呪いをかけられたリンクでさえ知る者はいなかった・・・・・・ カービィはこの事を皆に伝えにいった。 カービィ 「大変大変大変だよ〜!!!!」 マルス 「どうしたんだい?カービィ、朝から五月蝿いな〜・・・・」 カービィ 「え・・・・えっと悪魔がリン君になっちゃった・・・・・じゃなくてリン君が悪魔になっちゃったよ!!!」 全員 「何いいいいいいいいいいいい!?」 ガノン 「で!?リンクは!?」 カービィ 「それが・・・・・鏡見せたら錯乱して窓割って逃げちゃったの・・・・・・」 そこにマスターが現れた マスター 「なんてこった・・・・・・どうやら呪いをかけられたようだな・・・・・・」 全員 「呪い?」 マスター 「ああ、はるか昔の事なのだが私の仲間、ブラッドが悪魔に変えられてしまったんだその後はデーモンって呼ばれるようになったが・・・・・・差別されて苦しかったようだ。」 カービィ 「てことはリン君も・・・・・・」 マスター 「ああ、差別される危険性が高い・・・・・・だが私が最も恐れているのは・・・・・」 全員 「何?」 マスター 「暴走・・・・・・・だ」 ガノン 「ってこたあまさか・・・・・・・・」 マスター 「ああ、奴の心は善の心と悪の心に分かれている。だが今までは善の心の方が強かったから影響はなかったが・・・・・」 カービィ 「今回の呪いで悪の心の方が強くなっちゃうと・・・・・・」 マスター 「ああ、イメージ世界が大変なことになる。」 そのとき一瞬の沈黙が流れた。 ロイ 「ま、まあ分かるけどよう・・・・・・イメージ世界は言いすぎじゃないか?(汗)」 マスター 「いや、悪の心が強くなってしまうとリンクは破壊の使徒となってしまう・・・・・」 そのとき、違う意味での沈黙が流れた カービィ 「破壊の使徒って・・・・・・40年前にこのイメージ世界を襲った・・・・・」 ここからはカービィに変わり筆者が説明しよう。破壊の使徒とは。生き物のはぐれ者。闇の力が強くなってしまうと、全てを破壊するようになってしまう。それが破壊の使徒なのだ。ちなみに闇だけなら破壊の使徒にはならない。(すべての物を破壊しようともしない) 40年前、この破壊の使徒がイメージ世界を襲ってきた。その時はあまり強くなかったので楽に倒せたがその悲劇がまた繰り返されようとしているのだ。 マスター 「呪いは私の魔法で解けばいいが・・・・・問題はリンクをここまでつれてこないといけない・・・・」 「僕は行くよ。」 最初に声をあげたのはカービィだった。だがその口調は子供っぽいものではなくマルスに似た、大人っぽい口調だった。 そして次々に声が上がり・・・・・・・ 行くメンバー マルス ロイ ガノン ゼルダ サムス カービィ の6人で行くことになった。 〜そのころ・・・・・・〜 リンクは断崖絶壁の岩穴に隠れていた。 リンク 「はあ・・・・・・はあ・・・・・」 リンクは息が途切れ途切れになっており、やっと逃げてきたという感じだった。 リンク 「なんでしょう・・・・・・この感じは・・・・・なんだか・・・・・闇に・・・・飲み込まれるような・・・・・・う・・・・・うわあああああああああ!!!!」 そのままリンクは倒れた。そして・・・・・・・ リンク 「スベテヲ・・・・・・ハカイ・・・・・・」 ついに破壊の使徒となってしまった・・・・・・・ マルス 「このオーブが激しく光りだしたら先輩がいるってことですね。」 ガノン 「激しくって・・・・・・・2ちゃんねる言語じゃねーか・・・・・」 カービィ 「まあまあ、こ駄句は抜きぬき!早くリン君さがそ!」 サムス (さっきのセリフは偶然だったの?) ロイ (ああ、絶対そうだ。) そのころリンクは・・・・・・ リンク 「ククク・・・・・・マズテハジメニアイツラヲコロスカ・・・・・・」 そして、手に黒く光る弾を作り出しマルスに落とした。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 マルス 「!!?先輩が近くに!」 だがリンクのすぐ近くにいたのはマルスだけ。トランシーバーで仲間を呼ぼうとしたが・・・・・ マルス 「こちらマルス!リンク先輩をh・・・・・・」 ドッガアアアアアアン!!!!!! マルス 「うわあっ!!!」 リンクが落とした弾によってトランシーバーが破壊された! マルス 「くっ・・・・!せ、先輩・・・・・」 マルスの目の前には悪魔の翼が生え、赤い瞳をしている破壊の使徒・・・・・リンクが立っていた。 リンク 「マズハキサマカラダ・・・・・・コロス・・・・・」 マルス (無理だよ・・・・・・・・先輩を倒すなんて・・・・・・・) マルスはリンクを倒すことができない・・・・・・・ リンク 「イカナイノカ?ダッタラコッチカライクゾ・・・・・」 リンクはマスターソードの先端に、なにやら邪気のような物をため始めた・・・・・・ リンク 「"アンコク"」 そしてそれをマルスにぶつけた! キイィィィィィン・・・・ドーン!!!! マルス 「ぐわあああああ!!」 さらにリンクは容赦ない追撃を加える。 リンク 「"ダーク・ブレイブ"」 今度はその闇のエネルギーを蓄えた剣で十文字にきりつけた! がががっ!ジャキイッ!! マルス 「ぐあっ・・・!!」 ドウッ・・・・・・ リンク 「タアイモナイ・・・・・」 マルス 「先・・・・・輩。僕は・・・・・戦いに・・・・・此処に来たんじゃないんです・・・・」 リンク 「ホウ・・・・・?ソレデハナンノタメニココニキタ?」 マルス 「貴方を・・・・・・・元に・・・・・・戻すため・・・・!」 それを聞いてリンクは苦しみだした リンク 「マルス・・・・・?センパイ・・・・・・?ド・・・・・ドウイウコトダ!?」 だがバットタイミングで・・・・・・・ ロイ 「マルス先輩!リンク先輩は見つかりましたか!?」 マルス 「!?ロイ!今近づいたら・・・・!!」 リンク 「!!!アラタナルエモノガキタカ・・・・・!」 ズガッ!ザガッ!! ロイ 「があっ!!!」 リンクは容赦なくロイを斬った! マルス 「!!・・・・ロイ!」 マルスはロイの方へ駆け寄った。すると今度はグットタイミングで・・・・・ カービィ 「リン君!」 そのほかの四人が駆けつけた! マルス 「カービィ君!それに皆!ちょうどよかった!ロイを急いで手当てしてくれないか!?」 カービィ 「あ、うん!分かった!でもリン君やマルスは!?」 マルス 「先輩の方は何とかする!だから頼む!」 サムス 「ええ!分かったわ!」 4人はロイを安全な場所へ避難させた。 リンク 「・・・・・・・・ナゼホカノモノヲヒナンサセタ?」 マルス 「決まっているだろう?君は僕がこの手で倒す!」 ・・・・・・ありゃ?さっきは倒せなかったんじゃないの?byレインボーカービィ リンク 「ソウカ・・・・・・ソノホウガヤリガイガアッ!?」 リンクはいきなり攻撃を受けた! マルスはもはや本気モードだ。 リンク 「グッ・・・・・!クラエ!"アンコク"!」 キイィィィィィン・・・・・ドーン! マルス 「はっ!!」 マルスは闇黒を見事にかわし、リンクに斬りつけた! マルス 「ドラゴン・・・・・・キラー!!!」 ザグン!! リンク 「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」 ドゴッ!! 近くに合った木にリンクは頭をぶつけ、気絶した・・・・・・・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 さて、その頃カービィ達は・・・・・・? カービィ 「ヒーリング!」 ポワァ・・・・・・・ ロイ 「ウ・・・・・・ううん・・・・・・」 ロイの体力を回復させていた。 サムス 「マルス・・・・・・・一人で止められるのかしら・・・・・?」 ガノン 「なあに、あいつの事だ。倒せるよ。俺達は此処を脱出することを考えよう。」 ―――果たしてそれができるかな? ガノン 「!?誰だ!?」 すると突然空間が捻じ曲がった! そして空間から人が出てきた・・・・・・・ カービィ 「お前は!?」 アンデス 「俺の名はアンデス・・・・・・」 全員 「ブラッド!?」 ブラッド 「おや・・・・・知っている様だな・・・・・」 カービィ 「そういえば・・・・・・マスターがブラッドは悪魔にされたって言っていたけど・・・・・」 するとアンデスが低い落ち着いた声で・・・・・・ ブラッド 「そうさ・・・・・・私は悔しくてたまらなかった・・・・だからその悪魔化の呪いをリンクという青年の方に移したのだ・・・・呪いは他の者に移せば、移した者は元に戻る・・・・・・」 カービィ 「!!!!!じゃあまさかあんたが・・・・・」 ブラッド 「その通り・・・・・私がリンクを破壊の使徒にしたのだ・・・・・」 カービィの怒りがずんずんこみ上げる。 カービィ 「許さない・・・・・!」 カービィはバーニングで一気に突進した! ブラッド 「おっと、慌ててはいけないよ。」 ブラッドはバリアをはってカービィの攻撃を防いだ! カービィ 「うわっ!」 さらにブラッドは追撃を続ける ブラッド 「さ〜て今度は"シャドーボール!"」 だが・・・・・・ ゼルダ 「"ネールの愛!"」 ゼルダがカービィの間に入り、シャドーボールを打ち返した! ズガアアアアアアアアアアン!!! ブラッド 「おーっと・・・・・・お嬢さんが乱闘に参加するとはねえ・・・・・・」 ブラッドは残念そうな顔をしている。 ―――前ばかりに気にしていると肝心なところを見失うぞ・・・・・ ガノン 「魔人拳!!」 ブラッドがゼルダやカービィに気を取られている間にガノンが後ろに回りこんで奇襲した! ブラッド 「ぐっ!」 魔人拳の攻撃によってブラッドは浮上した!それを見逃すカービィではない! カービィ 「これで終わりだ!"ソード!"」 カービィはすかさずジャンプをして・・・・・・・・ カービィ 「十文字切り!鬼竜斬!メテオスラ―――――ッシュ!!!!!!」 どんな技かは自分で想像してくださいね♪byレインボーカービィ 着地地点にはサムスが待ち構えており・・・・・・ サムス 「グラップリングビーム!!!!」 サムスのグラップリングビームにより、ブラッドは捕獲された。 そこに・・・・・・・ マルス 「皆!リンク先輩は気絶させたよ!」 サムス 「こっちも犯人を捕まえたわ!」 カービィ 「よし!リンクがまた暴れだす前に早く行こう!」 マスターの適切な処置により、リンクの心は元に戻った。だが悪魔の姿は元に戻らないままだった・・・・・・・ マルス 「ふう・・・・・・・・」 大乱闘が終わって直後のマルス。そこに・・・・・・・ リンク 「お疲れ様です。マルスさん。」 悪魔姿のリンクが近寄ってきた。 マルス 「・・・・・・!!!」 するとマルスは突然ファルシオンをリンクの顔に突きつけた! リンク 「!?マルスさん!?どうしたんですか!?」 ロイ 「マルス先輩!俺はもう大丈夫ですから!」 マルス 「う・・・・・・・そうか・・・・・・」 ロイに止められてマルスは剣をしまう。 実はここんところこの出来事は頻繁に起こっているのだ。原因はリンクがロイを攻撃し、重傷を負わせたことらしい・・・・・・ リンク 「マルスさん・・・・・・・」 〜夜・スマデラ屋敷屋上〜 マルス 「・・・・・・・・・・・・」 ―――マルスさん。 マルス 「!?リンク先輩!!」 マルスは一瞬ファルシオンを引き抜きそうになったがすぐに体勢を戻した。 リンク 「ロイさんから聞きましたよ・・・・・・破壊の使徒になっている時・・・・・炉遺産に大怪我させた話を・・・・」 マルス 「うん・・・・・・それで僕もあの時の恨みから離れられなくて・・・・」 リンクはマルスを慰めるように話す。 リンク 「マルスさん・・・・・・確かに恨みを持つ気持ちはよく分かります・・・・・ですが恨んだってロイサンの怪我が治るんですか?」 マルス 「あ・・・・・・・」 マルスは「そうだった・・・・・・」という表情をした。 リンク 「それに恨みを持つということは全く意味の無いことなのです・・・・・いつもは優しいマルスさんが怖くなるのを私は見ていられません・・・・・・」 マルス 「先輩・・・・・・」 そしてマルスは下に戻っていった・・・・・そして戻る直前にこう呟いた・・・・ ―――ごめんね・・・・・先輩・・・・ 終