スペースハンター(シュン作) ゲームセンターにて、シューティングゲームで対戦している者がいます。 サムス「えい!」 ファルコン「おら!」 2人とも物凄い剣幕でプレイしているため、辺りの人はみんなひいていました。 『GAME SET』 結果、サムスの勝利になりました。 サムス「勝ったわ。これで私の20連勝ね。」 ファルコン「くそ――。もう1回だ!」 ファルコンは負けるたびにこう言うのでこのゲームはずっと2人が遊び続けているのです。当然他のお客さんに迷惑になっていないはずがありません。 店員「お客様…。いつまでやってるつもりですか…。他のお客様の邪魔になるから出ていってください!」 こうしてサムスとファルコンはゲームセンターから放り出されてしまいました。 ファルコン「なんだよ、あいつ。俺が勝つまで待ってくれたっていいじゃないかよ。」 サムス「そんなこと、あのまま続けたってないわよ。私の方が実力が上なんだから。」 ファルコン「なんだと!」 サムス「あら、事実だと思うけど。あんたはレースでもやる方がいいんじゃない?」 ファルコン「それだ!よし、サムス。今度はレースゲームで勝負だ!それなら俺が…。」 サムス「無理ね。」 ファルコンの言葉を遮ってサムスがあっさり言いました。 サムス「さっきのであのゲームセンターのブラックリストに私達2人は載ったわ。2度とあそこへは行けないわね。」 それでもファルコンは引き下がりません。 ファルコン「だったら他のゲームセンターに行く!レースゲームなら他のにもあるはず…。」 サムス「ゲームセンターはこの辺りじゃここだけだけど。」 ファルコン「このやろ〜、いちいち俺の言うことにいちゃもんつけやがって〜。」 サムス「何言ってるのよ。私の言うことは事実のはずでしょ?」 ファルコンがどんなにくってかかってもサムスは全くひるみません。それどころかますます状況を自分の有利な方に進めていきます。 ファルコン「ちくしょー!サムスに勝ちたーい!」 サムス「あんた、そこまでして私に勝ちたいの?」 ファルコン「当たり前だ!このまま引き下がれっこない!」 サムス「だったら耳貸して。考えがあるの。」 サムスはファルコンにひそひそと囁きました。 ファルコン「…へぇー。いいじゃん、それ。よし、そうと決まればさっそく頼みにいこーぜ!」 ファルコンはサムスの腕を引っ張って走り出しました。 サムス「え、ちょっ、ちょっとあんた!待ちなさいよ!」 彼の耳にはサムスの声など届いていませんでした。 スリッピー「はい、フォックス。食料持って来たよー。」 フォックス「ご苦労様。」 ペッピー「スリッピー、もたもたするな!食料は山ほどあるんだ。」 ファルコ「全くこれだから大人数は困るんだよ。」 その頃フォックスとファルコはスターフォックスからの食料配給を受け取っていました。 スリッピー「それにしても1ヶ月に1回食べ物持っていくのも重労働だよね〜。」 フォックス「いつも悪いな。」 ペッピー「だけどいくら大人数でも1ヶ月分がアーウィン1機分は多すぎないか?」 ファルコ「それぐらいがちょうどいいんだ。何しろここには超大食い野郎が2匹もいるからな。」 ヨッシー&カービィ「はっくしょん!!」 一方、ヨッシーとカービィがくしゃみをしていました。 マリオ「カゼか?」 ルイージ「いや、バカはカゼひかないだろ。」 ヨッシー「ムッ、ルイージさん、それどういう意味ですか?」 ルイージ「あ〜、ごめん!だけどカービィはそうだろ?」 カービィ「え?」 マリオ「あっ、ごもっとも。」 ヨッシー「ボクは元気ですよ。こういうのはきっと誰かがうわさしてるんですよ。」 ネス「うわさ?そんなヨッシーとカービィのうわさをする人の顔が見てみたいよ。」 ファルコ「はっくしょん!」 フォックス「ファルコ、汚いぞ。食料にかかるだろ。」 ファルコ「俺がヨッシーとカービィの噂してたみたいに誰か俺のこと噂してたか?」 ペッピー「それより食料はこれで全部だな。」 スリッピー「じゃあオイラ達は忙しいからこれで帰るね〜。バイバーイ!」 ペッピーとスリッピーは帰っていきました。 フォックス「さて、後はこれを食料庫に運ばないとな。」 ファルコ「あいつらもケチだな。運ぶくらい手伝ってくれてもいいのに。」 フォックス「つべこべ言わずに運ぶぞ。」 ファルコ「いちいちうるさいな。わかってるって。」 彼らが食料を運ぼうとした時、 フォックス「おお、フォックス、ファルコ!ここにいたか!」 いきなりファルコンとサムスがやってきました。 フォックス&ファルコ「なんだあ!?」 ファルコン「全くずいぶん探したぞ。こんなところにいたなんてな。」 ファルコンは嬉しそうにしていました。 フォックス「探してたって、俺達に何の用だ?」 ファルコン「なあ、アーウィン貸してくれよ。」 フォックス「は?!」 フォックスは突然の頼みに驚きました。 ファルコ「借りてどうするんだ?」 ファルコン「宇宙へ行ってサムスと勝負するのさ。」 フォックス「勝負って何の勝負だよ。」 ファルコン「サムスの考えなんだけどさ、アーウィンでレースするのさ。それがだめならインベーダーゲームみたいにシューティングを…。」 ファルコンがペラペラしゃべるたびフォックスは目に怒りの色をたたえていきました。そして、 フォックス「お前は!アーウィンをおもちゃみたいに扱おうとするな!サムスも変なこと考えるな!」 サムス「ち、ちょっと冗談で言ってみただけよ。それをこいつが真に受けただけよ。」 ファルコン「な、冗談!?」 この場はもう少しでケンカになりそうでした。そこへ待ったをかけたのが、 ファルコ「俺は別に貸してやってもいいと思うぜ。」 全員「えっ!?」 その言葉にフォックスとサムスは驚きの声を、ファルコンは喜びの声を出しました。 ファルコン「いいのか、ファルコ。」 ファルコ「ああ、俺とファルコンの仲だからな。」 ファルコン「サンキュー!ありがとな!」 フォックス「おいファルコ!」 ファルコ「いいじゃん。こうやって頼みに来てるってことはそれなりの覚悟をしてきてるってわけだろ。な、ファルコン、サムス。」 ファルコン&サムス「えっ?!」 2人はまた叫びました。今度は2人とも驚きの声です。 ファルコン(そういえば宇宙に出るってそれなりに危険があるんだっけ…。考えもしなかった…。) サムス(本当に冗談で言っただけなのに…。) ファルコン&サムス(やっぱりやめようか…。だけど…。) ファルコンとサムスはお互いをギッと睨み付け、 ファルコン&サムス(こいつにバカにされるのは嫌だ!) と、意地をはり、 ファルコン&サムス『もちろん覚悟はしてる!』 と言ってしまいました。 ファルコ「ほら見ろ。」 フォックス「はー、そこまで言うならしょうがない、貸してやるよ。そのかわり、この食料を食料庫まで運んでからだぞ。」 フォックス達の足元には食料の入った箱が散らばっています。これを運ぶにはかなりかかりそうです。 ファルコン「おいおい、こんなの運んでたら日が暮れちまうよ。」 サムス「とは言ってもこのまま置いていくわけにはいかないわよ。」 全員「う〜ん。」 全員どうしようか考え込みました。 ファルコン達が配給された食料をどうするか悩んでいた時、タイミングよく、 マルス「あの喫茶店の紅茶おいしかったね。」 リンク「サンドイッチもよかったよ。」 ロイ「今度来たときはケーキやアイスも頼んでみないか?」 ゲームウォッチ「ろいハ甘党カ?意外ダナ。」 向こうから歩いてくる者達がいました。 ファルコン「しめた!」 ファルコンはすぐさま彼らの元へ走ってきて、 ファルコン「なー、お前らいきなりで悪いんだがあそこの食料俺達の代わりに食料庫に運んでくれよ。」 全員「ハアッ!?」 リンク達は突然の出来事に目をぱちくりさせました。 ゲームウォッチ「ナンデオレ達ガソンナコトシナクチャイケナインダ。」 ファルコン「俺達忙しいんだよ。お前らヒマだろ?」 リンク「確かに暇と言われたら暇だけど…。」 マルス「僕さ、こんなことで優雅な午後をつぶされたくないんだけど。」 ロイ「自分達が楽したいって魂胆が見え見えだぞ。」 みんな次々異議を言ってきます。 ファルコン「なあ、そんなこと言わないでやってくれよ。スマキャラ一後輩+先輩思いのロイはやってくれるだろ?」 ロイ「お断りします!」 ロイはつめよるファルコンを押し返しました。すると今度はマルスにつめより、 ファルコン「なあ、仲間を大事にするマルスは引き受けてくれるだろ?」 マルス「悪いけど僕あなたの召使いじゃないんで。」 マルスもにっこり笑ってファルコンを冷たく投げ捨てました。ファルコンはボロボロになりながらも続いてリンクの足元にはうようにしてやってきて、 ファルコン「なあリンク。優しいお前は俺の頼みを断ったりしないよな?」 リンクの足をがしっとつかみ、ニヤニヤしたような顔で言いました。こんなことをされ、怯えない人などいません。リンクもまた、例外ではありませんでした。 リンク「…い、嫌だ…やめてよー!」 リンクはつかまれた足をけってファルコンを振りほどきました。ファルコンはもう力の限界でした。 フォックス「…ファルコンの奴、踏んだり蹴ったりだな。まあ最後は自業自得だがな。」 サムス「ファルコン、そこまでして今すぐ宇宙へ行きたいの?」 ファルコン「うう、頼むよ…。やってくれよ…。」 リンク「ファルコンさん…大丈夫?さっきは…ごめん…。」 マルス「謝ることないって。ここまでやられてもまだこりないんだから…。」 ロイ「いい加減諦めろって。」 そこへファルコンを哀れに思ったのかファルコが、 ファルコ「なあ、俺からも頼むよ。」 マルス「どんなに頼まれても嫌なものは嫌なの。」 ファルコ「そんな薄情なこと言わずに。」 マルス「嫌だ。」 ファルコ「お願いだって。」 マルス「嫌だって言ってるでしょ。」 どんなに頼んでも首を縦には振りません。それを見兼ねたサムスが、 サムス「はあ…しょうがないわね。」 ファルコの横に向かいました。 ファルコ「食料運んでくれって。」 マルス「しつこいね。もう怒るよ!」 サムス「今日の夕食おかわり自由&料理当番あんた達の当番代わりにやってあげるわ。」 マルス「喜んでやらせていただきます。」 ロイ&リンク『あら!』 マルスがコロリと態度を変えたのでロイとリンクはずっこけてしまいました。 マルス「さあ、ロイもリンク君も何をぐずぐずしてるの?さっさと運ぶ!」 ロイ「早っ!」 リンク「抜目ないね…。」 2人は苦笑しながらマルスに続きました。 ファルコン「あ、ありがとうサムス…。感謝してるぞ…。」 サムス「ありがと。ま、私にかかればあんな若造なんか楽勝だけどね。」 フォックス「あれ?確かゲームウォッチもあの中にいなかったか?」 ファルコ「そういえば…。だけど食料運んでるのは三騎士だけ…。」 ファルコン「どこへいったんだ?まあいいや。行こうぜ!」 ファルコンはさっきまでとはうってかわってとても元気になっていました。 サムス「はあ、急に元気になっちゃって…。」 他の3人はファルコンに呆れてしまいました。 フォックス「アーウィンのスタンバイはOKだ。」 ファルコ「2機ともいつでも出発できるぞ。」 ファルコン達は今宇宙へ向けて出発しようとしています。 ファルコン「よーし、乗るぞ!俺はこっちな。」 ファルコンはファルコのアーウィン、サムスはフォックスのアーウィンに乗りました。 フォックス「これは2人乗り用アーウィンだがそれでも少しきついからな。いくぞ!」 ファルコ「アーウィン2機出撃!」 2機のアーウィンは空高く飛んでいきました。 数分後、アーウィンはあっという間に宇宙に出ました。 サムス「すごいわね、もう宇宙にきたわ。」 フォックス「対したことがなければいいが。」 「オーイ…。」 サムス&フォックス「!?」 フォックスのアーウィンからサムスでもフォックスでもない声がしました。そして後ろから誰かがやってきました。それは、 サムス&フォックス「ゲームウォッチ!」 サムス「あんたなんでこんなとこにいるのよ。」 ゲームウォッチ「ふぁるこんガ食料運ンデクレッテ言ッタトキ、オレハヤッカイゴトニ巻キコマレタクナカッタカラコッソリ逃ゲ出シタンダ。ソシテ隠レテイナクナルノヲ待ッテタンダ。ダガ運ガ悪カッタ。隠レタ場所ガココダッタンダ。」 フォックス「そんなバカな。」 サムス「しょうがない、引き返してあんたを…ハッ!」 そこまで言いかけてハッとしました。 サムス(引き返したらファルコンにバカにされるかも…。) そして、 サムス「夕食までには帰るからおとなしくしてなさいよ。」 ゲームウォッチ「エー!帰シテクレナイノカヨ〜!」 サムス「我慢なさい!フォックス、絶対戻っちゃだめだからね。」 フォックス「わ、わかった…。」 ゲームウォッチ「ソリャナイッテ〜!」 ゲームウォッチが落胆する中、 ファルコ『こちらファルコ。フォックス応答せよ。』 その時、ファルコのアーウィンから通信が入りました。 フォックス「こちらフォックス。どうかしたか?」 ファルコ『いや、ファルコンが早く勝負させろってうるさ…わっ!?』 ファルコン『サムス!いつまで待たせるんだ、さっさと勝負しろ!あと10秒以内に何するか決めろよ!』 ファルコンはファルコを押しのけ通信しています。 サムス「はあ、勝負したいなら自分で何やるか決めりゃいいのに。じゃあスピードレースはどう?10秒間でより長く進んだ方の勝ち。」 ファルコン『いいな、それでいこう。フォックス、ファルコ。時間をはかってくれ。』 フォックス「了解。」 ファルコ『わかったから…どいてくれ…。』 そしてファルコンとサムスの戦いの火ぶたが切って落とされました。 フォックス『それじゃあ俺の合図でスタートだ。サムスはアーウィンの操縦覚えたがファルコンはどうだ?』 ファルコン「ああ、ばっちりだ。」 今まさに宇宙で1つの競争が始まろうとしていました。ファルコのアーウィン内ではファルコンがやる気十分に開始の合図を待っていました。 ファルコ「フォックス、そっちの方は大丈夫なのか?」 フォックス『ああ、こっちは飲み込みが早かったからな。じゃあいくぞ、位置について…。』 サムスとファルコンは操縦かんを握りました。 フォックス『用意、ドン!』 ファルコン(へへっ、サムスもつくづくいいゲームを選んでくれた。スピードレースなんていったら俺の十八番じゃん。これで俺の勝ちは決まりだな。) フォックス&ファルコ『そこまで!』 ファルコン「は?」 見るとはるか前方にフォックスのアーウィン、つまりサムスの操縦しているアーウィンが見えました。 ファルコン「おい、どうなってんだ、これ。」 ファルコ「どうなってるって…お前制限時間10秒間ずっと静止してたじゃん。俺が呼び掛けても無反応だったし。」 ファルコン「え、スタートしてた?!しかも呼び掛けてた?!そうだったっけ…あー!!」 ファルコンは自分が妄想に夢中でなんにも聞こえなかったことがわかりました。 サムス『あんたのことだから変な想像してスタートが聞こえなかったんでしょうね。』 ファルコン「うっ!」 サムス『その様子だと図星のようね。そんなんでよく私に勝とうと思ったわね。』 ファルコン「うるさい!今度は別ので勝負だ!」 しかし、わざわざ場所をゲームセンターから宇宙に変えたにも関わらず、結果は変わりませんでした。ことごとくファルコンは連敗しました。 ファルコン『はあ、はあ…。』 サムス「ふう…。」 両者ともかなり疲労しています。それでもファルコンはあきらめられないようです。 ファルコン『ま、まだまだ…。次いくぞ…。』 サムス「もう、いつまでやるつもりよ…。」 ファルコン『俺が勝つまでだ!』 ファルコンのしつこさにフォックスのアーウィンの面々は呆れてしまいました。 フォックスはもうファルコンにあきれ、完全にお手上げ状態になていました。 フォックス「なあ、サムス。わざと負けてくれないか?もうこっちの身がもたん。」 ゲームウォッチ「早ク帰リタイ…。」 サムス「そう思って手加減してるつもりなんだけど…あいつ、弱すぎ。」 ファルコン『誰が弱いって!』 サムス「あんた聞いてたのね。あんただって疲れてるはずでしょ?私だってしゃべるのがやっとなんだから。」 ファルコン『なに、疲れなんか根性でぶっとばした。お前らはできないのか?なんだ、根性なしだ…。』 バッシャーン ファルコンがそこまで言った時、ゲームウォッチがオイルパニックで集めたオイルを通信画面にぶっかけました。 ゲームウォッチ「アノヤロー、さむすニ勝ツタメダケジャナクテオレ達ノ悪口言ウタメニココマデ来タンダロ…ムカムカスル〜!!」 フォックス「ゲームウォッチ。気持ちはわかるが、ここはアーウィンの中なんだからな。どうやってオイルパニックのオイルを手にしたかはあえて聞かんからアーウィンを壊すなよ。」 サムス「もう手遅れなんじゃない?通信が途絶えたわ。通信機能は壊れたとみていいと思うわ。」 フォックス「わかった。修理代はゲームウォッチの世界に請求しておくな。」 ゲームウォッチ「アア…コレデ当分里帰リハ無理ダナ。」 サムス「ファルコンに続く自業自得第2号ね。それよりそろそろ夕食の時間よ。早く帰らないとヨッシーとカービィの口に夕食が消えるわ。」 ヨッシー&カービィ「はっくしょん!!」 地上ではまたヨッシーとカービィがくしゃみをしていました。 ネス「なーに、またヨッシーとカービィのくしゃみハモったよ。」 マリオ「まあ食いしん坊つながりだし。」 ルイージ「兄さん、それ全く関係ないと思う。」 ヨッシー「食いしん坊で思い出しました。もうすぐご飯です〜!」 カービィ「ボクきょうのりょーり当番じゃないよね?」 ルイージ「ああ、確か料理当番は…。」 ゲームウォッチ「ウ〜ン、ヤット帰ッテコレタ。」 サムス達はやっと戻ってこれました。ゲームウォッチは伸びをしました。 サムス「あー、疲れた。夕食まで一休みしないと。」 フォックス「ああ、ファルコンの説得でかなりくたくたになったしな。」 彼らはまだ勝負を続けたがるファルコンの説得で体力が限界に達していました。 ファルコン「また明日勝負だからな。」 ファルコンだけは元気でした。そこへ、 マルス「あ、みんな!やっと帰ってきたんだ。」 代わりに荷物運びをしてもらった3人がやってきました。 ゲームウォッチ「アッ、まるす、りんく、ろい。」 マルス「遅かったね。早く夕ご飯の支度してよ。」 ファルコ「は?何言ってるんだよ。俺達は今日は料理当番じゃないぞ。」 ロイ「お前こそ何言ってるんだ。」 リンク「確か…料理当番代わりにやってくれるって…。」 サムス「あっ、そっか。そう言っちゃったんだっけ。ていうかあんた達今日が料理当番だったの?!」 マルス「そうだよ。荷物運びはちゃんと全部やったんだからもちろんやってくれるよね…。」 マルスは笑いながら言いました。が、怒っているのがまるわかりです。 フォックス(まずい。断ったら殺される…。) ファルコン「俺は元気が余ってるから構わないけどな。」 サムス「私達は余ってないわよー!」 ファルコン・三騎士以外「勘弁してくれ〜!」